沿革
昭和25年
- 倉敷市内の県立高等学校大規模校にPTA雇用の司書がはじめて置かれる。
昭和26年
- 岡山市・津山市内の県立高等学校にPTA雇用の司書が置かれはじめ、私学にも司書が雇用される。
昭和27年
- 岡山市を中心に小・中学校でPTA雇用の司書を置く学校が増える。
- 津山市の小学校にPTA雇用の司書がはじめて置かれる。
昭和28年
- 玉野市の小学校1校にPTA雇用の司書補がはじめて置かれる。
- 高等学校の大規模校にもPTA雇用の司書が増加する。
昭和33年
- 岡山県で開催された全国大会を契機に、岡山県学校司書会総会が開かれ、小・中・高等学校で、地区別にも司書の集まりができはじめる。
昭和35年
- 岡山県下の学校司書の文集「花藻」ができる。
昭和36年
- 岡山市では、市議会ではじめて学校司書の問題が取り上げられ、市教育長より3年計画でPTA雇用者を市職員として採用できるよう努力する旨確約を得た。当時の司書は、小学校17名・中学校12名、合計29名であった。
昭和37~38年
- 岡山市の小・中学校司書の公費採用をはじめとして、各地区でも公費採用に向けての運動がはじまる。また、高等学校では県費臨時職員として9名が採用される。
昭和39年
- 玉野市の小・中学校に各1名、PTA雇用から公費で採用される。
昭和44年
- 岡山市では、合併地区を除き、小学校43校、中学校13校が全校配置となった。
昭和45年
- 県下の小・中・高等学校の集まりとして、岡山県学校図書館協議会司書部会が発足する。以後年1回の総会および研究会を開催する。
昭和48年
- 県立高等学校に行政職として司書(職名司書補)3名採用される。
昭和49年
- 津山市の小・中学校(12学級以上)に嘱託図書館事務職員を採用する。
- 岡山県学校司書総会を岡山県学校司書研究協議会に名称変更する。
昭和50年
- 玉野市では、全校、公費で配置される。(兼務校もある)
昭和51年
- 県立高等学校では、臨時職員は期限付き雇用となる。
昭和55年
- 県立高等学校では、岡山県総合文化センターと司書の交流がはじまる。
昭和56年
- 真庭地区・落合中学校では、町費臨時職員から行政職身分に切り換えられた。
昭和59年
- 岡山市では、犬島中学校を除き、未配置中学校に嘱託司書が配置された。
昭和60年
- 県立高等学校では、行政職司書のうち2名が主任に昇格した。
- 県立高等学校では、行政職司書(職名司書、司書補)がわずかながら増加し、行政職司書正規職員16名(備前8名・備中5名・美作3名)となった。
昭和61年
- 倉敷市の公費臨時職員の司書配置状況は、31校(40%)となる。
昭和62年
- 県立高等学校では、行政職学校司書のうち司書有資格者の職名・司書補の「補」がとれ、「司書」となる。行政職司書のうち期限付き主事身分ができた。
- 倉敷市では、小・中学校に司書部会ができた。
昭和63年
- 県立高等学校では、行政職司書(主任)のうち2名が主査に昇格した。
- 総社市では、市費嘱託司書として6名配置された。
平成元年
- 岡山市では、行政職司書のうち主任学校司書の格付けが行われ1名が昇任した。
- 玉野市では、行政職司書のうち主任職の格付けが行われ、1名昇格した。
- 倉敷市では、3年計画で全校に司書が配置されることが決まる。それにより平成元年度、14名に増加し、51名となる。
- 岡山市では、未配置小学校に嘱託司書が配置され、これにより犬島中学校を除き、小・中学校全校配置となった。
平成3年
- 倉敷市では、公費臨時職員(学校司書)が全校配置された。(小学校55校・中学校23校・養護学校1校)
- 笠岡市では、7月より市費嘱託司書として2名配置された。
- 第11回学校司書全国研究集会が開催される。(岡山・三光荘)
平成4年
- 県立高等学校では、公募による行政職司書がはじめて1名採用された。県立高等学校の行政職司書正規職員は19名となる。平成5年・玉野市では、行政職司書のうち主任3名が主査に、主事3名が主任に昇格した。
- 井原市では、中学校に嘱託職員が1名配置された。
平成5年
- 玉野市では、行政職司書のうち主任3名が主査に、主事3名が主任に昇格した。
- 井原市では、中学校に嘱託職員が1名配置された。
平成6年
- 新見市では、市費嘱託司書として1名配置された。
- 邑久町に、学校司書が1名配置された。
- 井原市では、小学校に正規職員が1名配置された。
平成7年
- 津山市では、4月より学校図書館事務職員から学校司書へ名称変更される。
- 井原市では、嘱託職員として1名採用される。
平成8年
- 棚原町では、町費嘱託司書として1名採用される。
- 井原市では、嘱託職員として1名採用される。
平成9年
- 棚原町では、町費嘱託司書として1名採用され、これにより全校配置となる。
平成10年
- 県立高等学校では、行政職司書(主査)2名が司書(主幹)に昇任された。
- 県立高等学校の行政職司書正規職員は26名となる。
平成11年
- 牛窓町では、町費嘱託司書として2名採用される。
- 笠岡市では、市費嘱託司書として2名採用される。
- 総社市では、市費嘱託司書として1名採用される。
- 井原市では、嘱託職員として2名採用される。
平成12年
- 長船町では、町費臨時職員1名で学校司書が1名配置される。
- 御津町では、町費臨時職員で1名司書が増員される。
- 赤坂町では、町費臨時職員1名で学校司書が1名配置される。
平成13年
- 総社市では、市費嘱託司書として9名が採用される。
- 灘崎町では、町費臨時職員で学校司書が2名が採用される。
- 鴨方町では、町費嘱託司書が1名配置される。
- 里庄町では、町費嘱託司書が1名配置される。
- 久世町では、町費臨時職員で学校司書が1名配置される。
平成14年
- 備前市では、市費臨時職員で学校司書が配置される。
- 熊山町では、町費臨時職員で学校司書が1名配置される。
- 寄島町では、町費嘱託司書が2名配置される。
- 久米町では、町費臨時職員で学校司書が1名配置される。
平成15年
- 備前市では、市費臨時職員で2名が増員される。
- 赤坂町では、町費臨時職員で1名が増員される。
- 熊山町では、町費臨時職員で2名が増員される。
- 新庄村では、村費臨時職員が1名配置される。
- 県立高等学校では、県費正規採用職員で学校司書が3名増員される。
- 県立高等学校では、県費臨時職員の採用期間が2年間から1年間に短縮される。
平成16年
- 玉野市では、市費臨時職員で1名が増員される。
- 赤坂町では、町費臨時職員で1名が増員される。
平成17年
- 玉野市では、行政職正規職員が1名退職し、市費臨時職員が1名配置される。
- 津山市では、市費図書整理員が12名配置される。
- 井原市では、嘱託職員として3名増員される。
- 真庭郡新庄村では、パート職員2名が配置される。
平成18年
- 倉敷市では、市町村合併に伴い真備・船穂地区に新たに11名配置される。(嘱託1名、臨時10名)
- 高梁市では、臨時職員が1名増員される。
- 赤磐郡瀬戸町では、嘱託職員2名と臨時職員1名となる。
- 和気郡和気町では、臨時職員が1名増員される。
- 加賀郡吉備中央町では、5名に増員、兼務だが全校配置となる。
- 久米郡美咲町では、町嘱託職員が1名配置される。
- 真庭郡新庄村では、パート職員1名と嘱託職員1名となる。
平成19年
- 岡山市では、市町村合併に伴い建部町・瀬戸町に新たな司書が配置される。
- 津山市では、非常勤嘱託員1名減、臨時職員1名増となる。
- 高梁市では、小中1名ずつ増員される。
- 和気町では、臨時職員が4名増員、兼務だが全校配置となる。
- 久米南町では、臨時職員が2名増員される。
- 浅口市では、正規職員が1名減となる。
- 美咲町では、1名減で配置なしとなる。
平成20年
- 倉敷市では、新設校1校に1名増員。
- 津山市では、非常勤職員1名減、臨時職員1名増となる。
- 玉野市では、正規職員2名、臨時職員2名が退職、臨時職員6名が配置される。
- 高梁市では、臨時職員1名増となる。
- 新見市では、正規職員(主査)のあとに嘱託職員(学校司書)が配置される。
- 美作市では、臨時職員3名が採用され、兼務だが全校配置となる。
- 久米南町では、臨時職員が1名増員され、町立図書館との兼務だが、全校配置となる。
- 県立高等学校では、正規職員1名増、市費嘱託職員1名増、市費臨時職員1名減となる。
平成21年
- 岡山市では、臨時職員(任期付雇用)配置校であった、合併地区(瀬戸町・御津町)の4校が嘱託職員配置校となる。
- 倉敷市では、嘱託職員1名が退職し臨時職員1名としておかれる。
- 高梁市では、臨時職員1名増となる。
- 美作市では、前年度配置された3名が引き上げとなり、0名となる。
平成22年
- 高梁市では、昨年度に引き続き小学校に1名増員。
- 玉野市では、正規職員1名が退職し、嘱託職員1名、非常勤職員1名が配置され、1名増員となる。
- 瀬戸内市でも増員2名専任の司書を置いている学校が小学校3校、中学校3校市立図書館との兼務の方を含めて全校配置。
- 新庄村では、小中兼務で1名となり、1名減。
- 美作・西粟倉地区では、今まで「0」だったが、各校週1日勤務という悪い条件ではあるが兼務で回ってくれる司書が増員され、全校配置。
- 和気町では、嘱託職員1名退職後、臨時2名補充。
平成23年
- 岡山市では、正規職員3名退職後、嘱託補充。
- 倉敷市では、任期付き嘱託制度を導入。
- 津山市では市費非常勤嘱託員1名減。市費臨時職員1名増。
- 玉野市では、正規職員2名退職、1名異動後、嘱託職員・非常勤職員で補充され、非常勤職員1名が増員となり、分校を除き兼務が解消された。
- 高梁市では、平成18年から毎年臨時職員が1名ずつ増員されている。
- 瀬戸内市では、公共図書館との兼務が専任になる。
- 勝田郡勝央町では、今まで「0」だったが、1名配置。
平成24年
- 岡山市では、正規職員3名退職後、嘱託3名補充。
- 赤磐市では非常勤職員5名増。
- 玉野市では嘱託職員1名退職後、市費正規職員1名採用。分校が休校になり、全校に専任の司書が配置される。
- 高梁市では、平成18年より引き続き毎年臨時職員の1名増員。
- 新見市では臨時職員1名増。
- 真庭市では正規職員1名を臨時職員へ。臨時職員1名減。
- 真庭郡新庄村では職員1名減で配置なしとなる。
- 県立高等学校では、正規職員1名減。
平成25年
- 岡山市では、正規職員2名退職後、嘱託2名補充。
- 玉野市では、市費正規職員を2名採用し、正規職員1名・嘱託職員1名の退職後を補充。
- 津山市では、児童数増減により、非常勤嘱託員2名退職後、市費非常勤嘱託員3名採用。市費非常勤嘱託職員1名増、市費臨時職員1名減。
平成26年
- 岡山市では、正規職員1名退職後、嘱託1名補充。
- 和気郡では、臨時職員1名増で、3人で4校兼任。
- 加賀郡では、3校の中学校が統合となり、4人で13校兼任から10校兼任となる。
- 倉敷市では、嘱託退職後は5年期限の嘱託を採用。
- 早島町では、正規職員が1名減となる。
- 新見市では、中学校1校のみ専任でそれ以外は図書館事務職員2名が11校ずつ兼務。
- 津山市では、1校廃校になり臨時職員1名減。
平成27年
- 岡山市では、正規職員1名退職後、嘱託1名補充。
- 和気郡では、嘱託職員1名減で、2人で4校兼任。
- 玉野市では、正規職員1名退職後、再任用嘱託職員1名を補充。
- 早島町では、嘱託職員1名増。
- 鏡野町では、本年度より正規職員1名配置。
- 奈義町では、本年度より臨時職員1名配置。
- 市立高等学校では、嘱託職員1名減。
平成28年
- 岡山市では、正規職員2名退職後、嘱託2名補充。
- 和気郡では、臨時職員1名増で、1人で2校兼任。
- 倉敷市では、5年有期嘱託が11名、臨時2名が退職。5年有期嘱託12名(うち3名新採用)、臨時1名を配置。
- 早島町では、嘱託職員1名減。
平成29年
- 岡山市では、正規職員2名退職後、嘱託2名補充。
- 赤磐市では小学校2校兼務者が3名から2名に。専任が2名増。
- 和気町では、統廃合により4校減。兼務が無くなり全校専任に。
- 備前市では、全校専任に。司書は9名から15名に。
- 倉敷市では、嘱託2名、5年有期嘱託11名が退職。5年有期嘱託13名(うち7名新採用)を配置。
- 早島町では、中学校に司書配置が復活。
- 高梁市では、統廃合で中学校が1校減。
- 真庭市では兼務ではあるが、中学校は全校配置、小学校も9校に配置。
平成30年
- 岡山市では、正規職員1名退職後、嘱託1名補充。
- 倉敷市では、5年期限の職員が、昨年より6人増。
- 笠岡市では、統廃合により市立大島東小学校が閉校し、小学校が1校減。3校兼務者が8名から7名に減。
- 高梁市では、全校配置が前提であるが、6月現在で4校に学校司書が未配置状態。現職の学校司書4名が、兼務校を増やして対応している。
- 新見市では、9名の職員が22校を兼務。
- 苫田郡鏡野町では、昨年度まで町立鏡野中学校の専任だった正規職員の司書が、鏡野町立図書館に異動。中学校には週4日、計12時間勤務となる。
- 勝田郡奈義町では、昨年度まで奈義小学校に所属し中学校を兼務していた職員に代わり、今年度は町立図書館の司書2名が、小・中学校をそれぞれ公共図書館と兼務している。
- 真庭市では4校(水田小・上水田小・中津井小・砦部小)が閉校。臨時職員7名で、小・中学校18校を兼務。中学校は全校配置。小学校は司書配置校12校、未配地校9校。
- 県立高等学校は、正規職員2名が県立図書館へ異動。臨時職員2名の採用。
- 特別支援学校で、学校司書が配置されているのは、倉敷市立倉敷支援学校のみ。
令和元年
- 50周年記念大会を開催する。
- 岡山市では、正規職員3名退職後、嘱託職員3名で補充。
- 赤磐市では、小学校専任が2名増。
- 瀬戸内市では、小学校の兼務がなくなり小学校全校に専任配置。
- 倉敷市では、5年期限の職員が1名増。
- 笠岡市では、白石小学校が休校になり小学校1校減。小学校専任1名配置。
- 小田郡矢掛町では、町立図書館司書が小・中学校の兼務をしていることを確認。
- 新見市では、2館の公共図書館から兼務がきていたが今年度は新見市立中央図書館のみ。
- 久米郡美咲町では、公共図書館司書8名が兼務で小・中学校に配置されていることを確認。
- 真庭市では、二川小学校が休校になり小学校1校減。
- 美作市では、兼任が4名増。
- 中高一貫校では、専任正規司書が1名配置。
令和2年
- 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、第43回岡山県学校司書研究協議会を中止した。それに伴い、総会資料をHPで公開し、書面決議を行った。
- 地方公務員法及び地方自治法の改正により、ほとんどの自治体で、これまで嘱託職員や臨時職員として配置されていた学校司書が会計年度任用職員になった。
- 岡山市では、正規職員4名退職と岡山市教育委員会へ1名異動により正規5名減。嘱託職員(会計年度任用職員)も1名減。再任用職員6名で補充。
- 赤磐市では、司書16名全員が会計年度任用職員となり、正規職員1名減。(昨年度は、正規1名、臨時11名、非常勤3名)
- 加賀郡吉備中央町では、臨時職員(パートタイム会計年度任用職員)が1名減。
- 笠岡市では、北木中学校が休校になり、中学校1校減。3校兼務者が7名から6名に減少。
- 新見市では、学校教育課採用臨時図書事務としての配置(3名)がなくなり、代わりに新見市立中央図書館司書が4名増の7名での兼務になった。
- 苫田郡鏡野町では、1名減で今年度から配置無しとなった。
- 真庭市では、今年度中央図書館から2名の司書を小学校8校に派遣し、9名の司書で全校配置となった。従来から勤務していた学校司書7名のうち4名は今年度より真庭市教育委員会所属となった。
- 真庭郡新庄村では、平成24年度以降未配置だったが新たに1名配置(新庄村教育委員会の所属)。
- 美作市では、嘱託職員(会計年度任用職員)が1名増で、9名での兼務になった。
令和3年
- 岡山市では、正規職員2名の退職を公共図書館からの正規司書1名の異動と会計年度任用職員1名の採用で補充したため、正規職員が1名減となった。
- 赤磐市では、会計年度任用職員が1名増員されたことで兼務が解消され、今年から1校1名の全校配置になった。
- 加賀郡吉備中央町では、会計年度任用職員が1名増員されたことで、小学校1校が専任になった。
- 倉敷市では長年1校1名全校配置を堅持してきたが、児童数の減少により司書が1名減となり、司書未配置校が生じることになった。
- 浅口市、高梁市、久米郡美咲町、真庭市では、兼務ながらも全校に司書が配置されていたが、司書の欠員や少子化を理由に司書未配置校が生じることになった。
- 苫田郡鏡野町では、新たに2名の会計年度任用職員が配置され、兼務ではあるものの全校が司書配置校になった。
- 美作市では、会計年度任用職員が1名減となり8人での兼務になった。
- 備中地区では、司書不在だった私立高校が中学部新設で中高一貫校になったのを機に正規職員の司書が1名配置された。
令和4年
- 岡山市では、小学校4校と中学校1校を再編、義務教育学校が新設された。義務教育学校には2名が配置されたため、司書数は3名減。正規職員は、退職(その後再任用職員)により1名減となった。
- 備前市は、調査時点では未配置校1校となっていたが、該当の小学校に6月から会計年度任用職員が配置され、1校1名全校配置に戻った。
- 倉敷市では2校が閉校・休校となり、司書数は1名減となったが、昨年度生じた未配置校は解消、1校1名全校配置に戻った。
- 浅口市では会計年度任用職員が2名増員され、全校配置となった。
- 笠岡市では小・中学校それぞれ1校ずつが休校となり学校数は減ったが、司書数は昨年度と同数を保持し、9名で22校の配置となっている。
- 高梁市は小学校1校が休校となったが、会計年度任用職員が2名増え、全校配置となった。小学校には専任の司書が1名配置されていたが、今年度は中学校にも専任の司書が1名配置された。
- 新見市と美作市は学校数や全校配置の体制は変わらないものの、司書の数は減少し、1人当たりの兼務校数が増えている。
- 久米郡美咲町では、公立図書館からの派遣が1名増え、小学校の未配置校は2校から1校に減少した。
- 真庭市では、司書数の増減はないが、公立図書館からの派遣先に昨年度未配置であった小学校1校が追加され、全校配置に戻った。
令和5年
- 岡山市では、会計年度任用職員の勤務時間が週 35 時間に短縮。また、正規職員3名退職後、会計年度職員で補充したため小・中学校及び義務教育学校の正規職員は3名減の19名に(その他市教委に1名、再任用の正規職員は8名)。
- 笠岡市では小学校1校が閉校となって学校数が減り、それに伴い司書数も 1 名減、9名で22校の配置となっている。
- 新見市は小学校2校が閉校となって学校数は減ったが、司書数は昨年度と同数を保持し、5名で20校の配置となっている。
- 苫田郡鏡野町は2校が閉校となって学校数が減ったが、司書数は2名を保持し、2名で6校の配置となっている。
- 久米郡美咲町では、小学校 1 校と中学校 1 校が義務教育学校として再編され、2名の司書が公立図書館からの派遣で配置されている。公立図書館の派遣が 1 名増え、全校配置となった。
- 美作市は 1 校が閉校となって学校数が減った。司書数は昨年度と同数を保持し、6名で13校の配置となっている。
- 高校備前支部では公立1校で司書数が1名減っているが、私立1校で事務兼任の司書1名が増えた。
- 高校備中支部では公立の分校が統合されて1校減ったが、美作支部から私立1校が移転してきたため学校数は変わっていない。公立 1 校で司書が 1 名退職して調査時点では後任を募集している。私立2校で兼任の司書2名が新たに配置された。中高一貫校1校で昨年度まで2名配置だった司書が1名になった。全体としての司書数は変っていない。
- 高校美作支部では私立1校が移転したため学校数が1校減り、それに伴い司書数も1名減となっている。